実践編では、実際に学校でどのようなプログラミング学習が行われているか具体の事例を紹介します。
資料を見ていただきたい。学習指導要領上はプログラミング学習は、資料にあるように教科の中で行っても、教科の学習の外で行ってもいいのです。しかし、実際には多くの学校では、時間的問題から教科の中で行うことが多いです。教科との関連では、5年生算数の図形の学習、6年生理科の電気の働きで扱うことが多いですが、その他の教科の単元でも扱えます。資料は国語、音楽、理科での学習事例を示しています。国語では、スキル編で学習した物語を作る内容、音楽では、鍵盤を表示させ作曲を行わせています。音の高低、長さなど試行錯誤して曲作りができるのはコンピュータならではの活動です。また6年生理科の磁石の学習では、micro:bitを使って磁力計を作り、コイルの巻数や電池のつなぎ方で磁力が変化することを科学的に検証するなど、素晴らしい授業が展開されました。
様々な事例を見聞しておくことが、プログラミング学習を支援する立場で、先生の授業づくりへの提案の参考になります。
これまで学習したことのまとめです。復習として読んで下さい。