夏休みの8月、富山、福井、上越の3箇所で4回のおもしろコンピュータ教室が開催されました。子どもたちの創造性や論理的思考力を伸ばすための手段として、2020年から小学校でのプログラミング教育が始められます。しかしその具体的な内容や方法については明らかにされていません。そこで、身近な暮らしを支えているコンピュータシステム作りや自分だけの楽器作りにチャレンジしながら、プログラミングを学ぶ体験講座が実施されました。
友だちと協力しながら論理的な考え方や創造力・発想力を高める楽しい講座です。算数・理科・工作など既存の教科との関連も考えられた内容で、大きく以下の二つの内容から構成されました。
1)信号機を考えよう
子ども向けのプログラミング言語、Scratchを用いて、信号機づくりに挑戦しました。事故が起きないように、赤信号と青信号をどうのように点滅させればいいか、わからなくなったら実際の信号機を見て考えました。
2)楽しい楽器で音楽を演奏しよう
バナナや鉛筆で描いた模様、その他身近な材料を用いての楽器作りです。理科で習った電気を通すものならなんでもスイッチになって、コンピュータで音を鳴らすことができるのです。工夫をこらした楽器でいろいろな演奏を楽しみました。
各回20数名、小学4年生から中学生まで、全部で100名近い子どもたちが楽しく、プログラミングを学びました。
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